昨日、継手付ミニフロートを5個お届けしたOZさんから、250Lの雨水タンクを保有しており、このタンクをメインタンクとして給水システムを作るつもりとのメールを頂きました。
雨水利用というのは非常によい事ですね。そのメールを拝見し、我が家でも導入できないか、HPサーフィンをしました。縦トユにつなげるDIYタンクなどいろいろありそうです。残念ながら我が家には場所が少ないので難しいそうです。
ご承知の通り、水耕栽培で水道水を使う場合、塩素を抜く事が絶対条件です。
植物の根は大きくなると髪の毛の様に老化した根が死んで、新しい根が生えていきます。その時死んだ根は分解されてアンモニア、亜硝酸になります。
そのアンモニア、亜硝酸は植物にとって猛毒ですが、普通は植物の根にたくさんついているバクテリアの働きですぐに亜硝酸塩という肥料成分になります。根にたくさんバクテリア類が住み着いていると植物は元気に育つ訳です。
所がこの細菌は塩素(カルキ)にめっぽう弱いのです。
水道水は殺菌の為、塩素が入っています、塩素濃度は夏場には増加します。その水道水を使い栽培養液を作ると殺菌剤入りの培養液になる訳です。
それで塩素抜きの為、水道水を貯めてて24時間エヤーレーションをする、夏場は1日日向に放置するなどをして、塩素を抜きます。
これがけっこう面倒です。
風太くんは水耕栽培の先輩ブログの意見に従いカルキ抜きを使ってみましたが、養液が濁るなどで上手く行かず、現在は風呂の残り湯(温泉の素は使わない時限定)を使っています。
使い始めて1年、今の所問題がありません。ただ更にエコを考えた場合雨水の利用もいいですね。
水道水を使っても支障なく育っているよ!!という場合はおそらく植物がまだ若く根がすべて元気一杯、水道水の塩素濃度が少ない時という条件下だと思います。やはり塩素は抜くべきです。