2014年8月25日月曜日
究極の自動給水システムの完成
ミニフロート式自動水位調整器のミニフロートは今まで120個程水耕栽培愛好の皆様方に購入頂き大変喜ばれています。
我が家でも10個稼働しており、水遣りは全てベランダに設置したタンクに補給するだけ、水奴隷から解放されて楽ちん水耕栽培を楽しんでいます。
ところがこのシステムの欠点は4mmチューブとその接手を使う事でした。
この4mmチューブでタンク→ミニフロート→自動給水器→各プランターと繫いでいましたが、時々パイプ内、継手部が詰まります。
今年はタンクからの主配管に15mm又は9mmのゴムホースを使う改善を行い、トラブルは減りましたが、4mmパイプと継ぎ手を使う部分の詰まりは4度発生しました。
ミニフロート内部の通路は1mmの穴ですが何故か余り詰まりは発生しません。
我が家ではエコ生活の為、風呂の残り水を使う為に余計にフロッグが溜まりやすいと思いますが、
エコ生活を変えるつもりはありません。夏場でも殆ど風呂の残り水で足ります。
何とか4mmチューブの呪縛から解放されないか?と考えた挙句たどり着いたのはホームハイポニカもどきで使っていたTSバルブ、給水栓を使う事です。
プランターや自動給水器本体の壁は非常に薄く且つ接着し難いポリプロピレンやポリエチレン製で継手を接着しても力を加えると接着部が外れる故障が多々ありました。
今回の改善はTSバルブ13(下写真の下の部品)と20.8mmOリングとTS給水栓13mmを組み合わせる事です。全てホームセンターで手に入ります。
TS13mmの継手は丁度15mmのゴムホースをやや硬いですが内外にワックスを塗って押し込むと水漏れ無く完全に繋がります。
プランター、給水器本体それどれの側面に21mmのホールドリル(丁度ポールプランターの穴明けに使った物がぴったりでした)で穴を開け、丁寧にバリを取りOリングをはさんでTS給水栓にTSバルブをねじ込みます。
残念ながらプランターの側面は凸凹の模様が付いている為にOリングが上手く働かずシールコートが必要でしたが、給水器本体の平らな壁の場合はシール剤を塗らずに済みました。
ミニフロートは以前の記事のパワーアップ改造版を使用し9mmホースで配管しています。
注水してみますと、15mmゴムホースで連結した効果は抜群で3つのプランターの水位に差が無く
水位が上がっていきます。
これだったら多少のゴミ混入が有っても詰まることはありません。メンテフリーの給水システムの完成です。
我が家の標準システムとして、順番に改造していきたいと思います。
ラベル:
水奴隷から解放される自動給水装置の製作