2014年2月3日月曜日

ホームハイポニカもどき排水口の改造


春の準備が慌ただしくなりました。野菜苗の準備、栽培装置の改造などやる事が多いです。

昨日はホームハイポニカもどきの排水口を改造しました。
ホームハイポニカ・オリジナルは水位調整が出来ない構造が欠点です。
ご承知の通り、トマト栽培では収穫期に水やりを減らしトマトにストレスを掛けることにより糖度が増します。

水耕栽培の場合、養液を減らす、あるいは養液に塩を入れ、養分吸収を抑える方法を取ります。
今回の改造は水位を調整出来る様にしたものです。

ネジ式の塩ビパイプ継手13用を使いました。(左写真)
雌ネジ側を栽培槽の底に取り付ける訳ですが、あとで雄ネジ側をねじ込みますので、ただ単に底に穴をあけ、接着剤で固定しただけでは、栽培槽本体が発泡ポリスチレン板で弱く、壊れてしまいますので工夫をします。

①0.5mm塩ビ板を10cm角に切り、雌ネジ側の入り口のツバの部分で丁度止まる穴をあけ、雌ネジと塩ビ板を塩化ビニール専用の接着剤でしっかり止めます。(写真中央)

②栽培槽の底に穴をあけます、位置は丁度、塩ビ板の一端が栽培槽の側板に当たる位置にし、
  ねじ込みの力を側板でも受け止められる工夫をします。

③塩ビ板に多用途接着剤を塗り栽培槽に固定します。乾燥後念の為、板の周囲、裏側をコーキング剤により、水止めします。

左写真は裏側です。周囲をコーキングします。
中央写真は雄ネジをねじ込んだ様子、底面と側面でねじ込み力を受けますので力を入れてねじ込んでも大丈夫です。
旧排水口の穴が側面に残っていますが、これは塞ぎます。

水位調整は雄ネジのねじ込み量で調整出来ますし、雄ネジを短く切ったものを用意しても良い。


と言う事で、ホームハイポニカもどきの栽培槽の端、底面に排水口を作りました。
この継手にパイプをつなぎ、下に置いたタンク代わりのプランターで排水を受けます。