2014年2月12日水曜日

自動給水装置と栽培装置の接続


春に向かって栽培装置のメンテナンス改修を行っています。
今日は栽培槽(プランター)の中の栽培床を作り直しました。

そのついでに栽培槽と自動給水装置の接続方法を写真に撮り解説します、と言っても簡単です。

栽培槽の底の側面に穴を開け4mm直継手を差し込み、しっかり接着し水漏れチェックした後、写真の様にそれどれを内径4mmパイプで繫ぐだけです。

水位は自動給水装置に板等を挟んで栽培槽の要求水位に自動給水装置の制御水位(製作編参照)に合わせます。
水位を自動給水装置の高さを変える事で簡単に調整できます。


自動給水装置考案当初は栽培槽の底部側面に穴を開ける事が不安で、パイプを栽培装置の上から差し込んでいました。パイプの中に水が充満していればサイホンの原理で両方の水位が一致するのですが、何等かの原因で、パイプの中に空気が入ったらサイホンの原理が働かず水の供給がストップします。

実際、水供給がストップする故障が度々あり、今は底と底をパイプで繫ぐ方法に落ち着きました。

栽培槽を複数個つなげる場合のポイントは;

①各栽培槽の要求水位を同一の高さにする事。
②何度か説明していますが、自動給水装置と各栽培槽を1:1の並列接続にする事。
です。